鶏肉

鶏肉の部位

日本の食卓に欠かせない鶏肉。実は、捨てるところがない・・・というくらい、丸ごと全部食べることが出来ます。鶏肉は部位によって肉の性質がバラバラ。そんな鶏肉を美味しく調理するには、まず部位ごとの性質を勉強する必要があります。

そこで、今回は鶏肉の部位について勉強してみましょう。

鶏肉の部位とは?

ショウコク

1羽の鶏からとれるさまざまな鶏肉(骨や皮も含む)。

ここでは、鶏肉の部位によって異なる性質や栄養素、合う調理法(料理名)などを紹介していきたいと思います。

むね肉

特徴

淡色で低脂肪、タンパク質を多く含む

栄養素

口内炎や神経性胃腸炎を予防する効果のあるナイアシンが多く含まれる

調理方法

全調理に対応

料理名

チキンカツ、棒々鶏など

その他

玉ねぎと一緒に食べることで、がん予防の効果が高まる

もも肉

特徴

灰紅色で高脂肪、肉が固い反面コクのある味

栄養素

新陳代謝の促進や皮膚の潤いを保つ鉄分やビタミンB2を多く含む

調理方法

全調理に対応

料理名

唐揚げ、香草焼き、カレーなど

その他

皮を取り除くだけで、50%の脂肪分をカットできる

ささみ

特徴

低脂肪で肉が柔く、あっさりとした淡白な味

栄養素

高たんぱく、低脂肪

調理方法

蒸す、茹でる

料理名

茶碗蒸し、チキンサラダなど

その他

たんぱく質の含有率が高いため、スポーツ選手の食事として多く使われる

手羽先

特徴

ゼラチン質や脂肪分が豊富に含まれ、濃厚な味わい

栄養素

皮膚の潤いを保つコラーゲンや疲労回復に効果のあるビタミンAを多く含む

調理方法

煮る、揚げる

料理名

チキンスープ、唐揚げなど

その他

手羽先の唐揚げは名古屋名物の1つ

手羽元

特徴

ほどよい脂肪と旨味があり、肉も柔らかい

栄養素

皮膚の潤いを保つコラーゲンや疲労回復に効果のあるビタミンAを多く含む

調理方法

焼く、揚げる

料理名

網焼き、唐揚げなど

その他

加熱時間の短い、シンプルな料理向き

もつ

特徴

内臓(砂肝、心臓、肝臓など)の総称で、腐敗が早い

栄養素

ビタミンや鉄分を多く含む

調理方法

焼く、炒める、煮る

料理名

塩焼き(砂肝)、レバニラ炒め(肝臓)など

その他

肝臓(レバー)にはうなぎの約4倍ものビタミンAが含まれる

とり皮

特徴

脂肪分を多く含む

栄養素

皮膚の潤いを保つコラーゲンを多く含む

調理方法

焼く、茹でる

料理名

塩焼き、ポン酢和えなど

その他

冷凍した鶏皮は、スープなどの出汁として活用可能

軟骨

特徴

コリコリとした食感

栄養素

全身の組織(皮膚や骨、髪など)の細胞をつなぎとめるコラーゲンを多く含む

調理方法

焼く、煮る、揚げる

料理名

チキンスープ、焼き鳥など

その他

コラーゲンはカルシウムの吸収を促すため、骨粗しょう症の予防にも繋がる

鶏肉の部位〜番外編〜

ショウコク

さまざまな部位を持つ鶏肉ですが、まだまだたくさんの部位があります。中でも、最も想像しがたいのは「血」・・・一体どのように調理するのかというと、なんとすき焼きに入れると美味しいらしい。また、「小腸」も昔はよく食べていたそうです。

他にも、「ぼんじり(尻尾)」は焼肉に用いられ、「頭」はドッグフード、「羽根」は肥料として活用。鶏って、本当に余すところがない食材なんですね!

各部位の共通点とは?

鶏肉には、各部位に共通する点がいくつか見当たります。そこで、ここでは鶏肉の各部位に共通するものについて調べてみました。

良質たんぱく質

ショウコク

鶏肉は他の肉類に比べて、良質タンパク質を多く含んでいます。この「良質タンパク質」とは、食物からのみ摂取可能な9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれたタンパク質のこと。

全体的に脂肪分が少ない鶏肉ですが、そんな中でも「むね肉」は栄養価の高い良質タンパク質を多く含む「鶏肉の優等生」といえるでしょう。

低カロリー

鶏肉といえば、やっぱり低カロリーですよね? 鶏肉は各部位によってカロリーが異なり、脂が少ない部位ほどカロリーも控えめとなります。そんな中、最も低カロリーな部位は「鶏軟骨」で、タコやエビといった魚介類よりも低いカロリーを誇っています。

コラーゲン

他の肉料理に比べて「骨付き」や「皮付き」といったメニューが豊富にあり、それらに多く含まれる「コラーゲン」を手軽に摂取することができます。そんな鶏肉とは、まさに「ヘルシー食材」の王道ともいえるでしょう。


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